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Wednesday, 29 April 2009

シャーウッドガーデン@舞浜

Sgう見えてかなりのディズニー好きなのです。アニメ作品はもちろんですが、ディズニーランドなどもかなり好きで、暇だった学生時代は年間パスポートを持って週に何度も足を運んでいたものです。さすがに今は回数も随分と減りましたが、それでも年に3〜4回は行くでしょうか。今月15日にグランドオープンしたアトラクション「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!」もオープン初日に乗りに行った程です。

 そんな僕ですから、ディズニーランドが直営する「ディズニーホテル」や、ショッピングモール「イクスピアリ」には食事に買い物にと、本当に良く行きます。今月だけでももう5〜6回は来ているのではないでしょうか。連休初日でもあるこの日も、昨年オープンしたばかりの一番新しいディズニーホテルである「東京ディズニーランドホテル」に行きました。東京ディズニーリゾート内でのディズニーホテルとしては3つ目となるこのホテルですが、大きな建物の様式や、外観や内観に庭園の作りなども含めて、ディズニーランドのワールドバザールなどと同じくヴィクトリア朝様式に統一されていて、その名前の通り一番ディズニーランドの世界観を再現していると思います。パークのエントランスからシームレスに繋がるイメージは、パークでのモチベーションそのままにステイ出来ます。ちなみにこちらのホテルではミッキーとミニーの銅像がメインエントランスで出迎えてくれますが、我が家の玄関でもその銅像のミニチュアが出迎えてくれます。

Sg2 夕食はブッフェレストラン「シャーウッドガーデン」へ初めて行ってみました。このレストランはランチもディナーもブッフェのみ。「ディナーブッフェ」(4,200円)を頂きました。連休中なので混んでいるかと思いましたが、スムーズに当日予約も取れました。ヴィクトリア朝様式の庭園「シャーウッドガーデン」を望む広いレストランは、300席もある大きなキャパシティ。フレンチを基本にした料理は、パークに遊びに来た家族連れを意識したメニュー構成になっており、イタリアンや和食メニューなども置いてありバラエティ豊かです。冷製メニューは一口サイズのムースやパスタなど、可愛らしいアミューズも数多くあって楽しいです。自家製パンも焼きたてが並べられ、甘いデニッシュも数多く、パンだけでお腹いっぱいになってしまいそうです。

Sg3 温製のメニューは肉料理、魚料理が多く揃っています。肉料理は牛、豚、鶏、羊などが様々な調理法で並べられています。そしてシェフのスペシャリティとして、魚のパイ包みやローストビーフなどが入れ替わり登場し、ワゴンサービスがされています。ただこれをサーブする係がすべて料理経験のある人とは限らず、時折技術的に劣る人が立っていたりするので注意が必要です。しかしその場合はたいてい若い女性スタッフだったりしますので、味と若い女性どちらを取るかという話ではありますが。またデザート類もかなり数が多く、小振りのデザートを色々と楽しめて良かったです。

 舞浜に3つあるディズニーホテルにはすべてブッフェレストランがありますが、「ホテルミラコスタ」「オチェーアノ」はどちらかといえば大人向けで、レベルの高い地中海料理が雰囲気の良い空間で楽しめ、ディズニーシーのナイトショーも観ることが出来ますし、「アンバサダーホテル」「シェフミッキー」は子供向けで、何しろミッキーをはじめとするディズニーキャラクターと飽きるほど遊べますし、そういう意味では幅広い層に楽しめるよう作られている分、他の2つと比べると少々決め手に欠ける印象です。料理の品数も多く、味も価格相応ではないかと思うのですが、ディズニーリゾートで食事をする意味を考えると、やはりプラスαがないと厳しいようにも思います。

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Sg1フレンチ:シャーウッドガーデン
千葉県浦安市舞浜29-1東京ディズニーランドホテル
0570-064-333
7:00~10:00,12:00~14:30,17:30~22:00
無休

Thursday, 23 April 2009

ブルーガーデニア@赤坂見附

Akasakaつの日からでしたかプリンスホテルが色々と改革を進めていて、赤プリは「グランドプリンスホテル赤坂」という名前になっていました。菊華会メンバーにしてプリンスカードも持っている僕としては宿泊やレストランも会員価格で使えたりして、なんだかんだでプリンスは良く使うホテルなのですが、中でも赤プリは仕事の打合せやプライベートでも良く利用するホテルです。この日も仕事の打合せでこちらの40Fにある「ブルーガーデニア」でパワーランチ。こちらはランチタイムはブッフェスタイルで楽しむことが出来ます。平日で大人3,150円、土曜休日で3,500円という価格はなかなかお薦めではないかと思います。

 昔からホテルのブッフェが好きで色々なホテルのブッフェを食べ比べたりしていましたが、最近つくづく思うのは胃袋が小さくなったなぁということ。それはもしかしたら歳のせいなのかもしれませんが、こと最近めっきり量が入らなくなりました。以前ならば冷製の料理だけで2回は行って、それから温製でもすべての料理には手を出して、パンも一通り食べて、スペシャリティはお替わりして、スープも全種類飲んで、デザートも一通り食べて、これで元取ったどー!というようなお里が知れる状態でしたが、いやもうお上品になってすっかり食べなくなったと言いますか、以前の半分くらいの量でお腹いっぱいになってしまうのです。まぁ、普通の人レベルに戻っただけなのかもしれませんが。幸い最近は仕事で行くことも多いので、そんな時に何度も食べに行ってては仕事になりませんから、このくらいがちょうど良いのかも知れません。

Bgm こちらはフレンチを中心にランチとあってイタリアン風のものや時には和食チックなものなど、色々なメニューが揃っていて楽しいです。しかもランチなのにちゃんとローストビーフのカットサービスもあったりして。ちゃんとシェフを置いてのサーブです。ホテルによってはシェフの格好をしただけの人がカットしたりしますが、やはり肉の目と言いますか切り方が分かっている人が切らないとせっかくの肉が台無しになります。こちらは正しい人が正しく切っておりましたので正しいお味が致しました。いい天気でしたので窓からの眺めも良く、普段渋滞にはまっている高速を眼下に見下ろすのは特に気持ちが良かったです。こちらは夜も非常に眺めが良いレストランなので、ディナーの利用もお薦めです。

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Bgフレンチ:ブルーガーデニア
東京都千代田区紀尾井町1-2グランドプリンスホテル赤坂新館40F
03-3234-1120
7:00〜10:00,11:30~14:30,17:30〜21:30
12:00~14:30,17:30〜21:30(土祝)
無休

Wednesday, 08 April 2009

RESTRANT ROI@彫刻の森

Roi2根の洋食、フレンチと言えば5日の記事でも書いた宮ノ下の「富士屋ホテル」が有名ですが、その富士屋ホテル出身の方が創業したレストランが彫刻の森にあります。県外からもファンが訪れる創業半世紀を越える老舗人気店。それが「RESTRANT ROI(ロア)」です。旅番組や雑誌などでもかなり露出しているお店ですので、ご存知の方も多いお店ではないでしょうか。

 名門富士屋ホテルで学んだ創業者がこちらの店を構えたのは1957年と言いますから、今から50年以上も前のことになります。名門で鍛えられた職人が作る洋食の数々は温泉へやって来る観光客を中心に評判となり、いつしか人気店となって行きました。以前は町の喫茶店のような雰囲気の小さなお店でしたが、4年程前に新たな店舗が完成し、今では随分とスタイリッシュなレストランに生まれ変わっています。箱根の山の中に建つ真っ白な外壁が印象的なレストランは、外は箱根の山を見渡せるテラス席が、中に入れば天井が高く開放的な空間が広がります。スペースの割にテーブルが少なめなので、よりゆったりとした気分にしてくれます。

Roim2 フレンチを基本としたレストランではありますが、そこは観光地箱根ということもあって、パスタやピザ、サンドイッチといった軽食から数名でシェアして楽しむコースまで幅広くメニューを揃えます。中でもこの店でプッシュしているのが、足柄茶を食べさせて育てたというブランド牛の「足柄牛」。ステーキなどもありますが「足柄牛オムライス(写真)」(2,800円)をいただきました。最近流行のいわゆる「とろふわ」系のオムライスではなく、純然たる昔ながらのオーソドックスな薄い玉子でご飯が包まれています。中のご飯はケチャップライスではなく、塩胡椒で炒めて味付けしたもの。そこにカットが大きな足柄牛がゴロゴロと入っているのです。味付けがシンプルなだけに肉の美味しさが実感出来ます。そして見た目よりもご飯は多めに入っていてボリュームとしても満足感があります。

Roim1_2 しかし何といってもこちらの看板メニューは「ミートパイ」(3,000円)でしょう。テレビや雑誌などで何度となく紹介されている伝統のメニューは、その評判に違わず美味しい逸品です。バターの風味が強いサクサクとした香ばしいパイを切ると、中には熱々のドミグラスベースのソースと一緒に柔らかい牛肉がたっぷり。見た目少々小さく感じますがしっかり肉も詰まっているので、十分満足出来る分量かと思います。個人的にメインディッシュとしてパイを選ぶことはほとんどないのですが、こちらのミートパイは別。他にも魅力的なものがありますが、やはりミートパイを選んでしまうのです。ちなみにサラダ、スープ、パンまたはライス、デザート、コーヒーがついて来ます。

 富士屋の味を学んだ先代が作り上げた名物メニューを今に継ぐ二代目。パンよりもご飯に合う濃厚な味わいはまさに洋食。箱根の山にはフレンチよりも洋食が似合います。

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Roi1洋食:RESTRANT ROI
神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷520
0460-82-4720
11:30~21:00
火曜定休

Sunday, 05 April 2009

The Fujiya@宮ノ下

Fujiya04泉が大好きでよく出掛けますが、生まれてからずっと関東住まいの僕としては、やはり馴染みのある温泉地と言えばやはり箱根ということになります。父親も箱根が好きだったということもあり、赤ん坊の頃から我が家では年に何度も箱根へ旅行に来ていました。さすがに物心ついた幼稚園くらいからの記憶しかありませんが、新宿でロマンスカーを待つドキドキ感。そしてロマンスカーの特等席、最前列に座れた時の安心感。小田原を過ぎて徐々に箱根が近づき、箱根湯本駅で箱根登山鉄道に乗り換えるあたりで箱根に来たなと実感してきます。そして小さくてかわいらしい登山鉄道に乗り込むと、高揚感はさらに高まります。写真などでも有名な出山の鉄橋を過ぎ、大平台でのスイッチバックは最初は不思議で仕方がありませんでした。小学生の頃から一眼レフを持つようになった僕は、周りの皆が東京駅や上野駅でブルートレインを撮影していた時に箱根の山で登山鉄道を撮っていました。その頃から少々天邪鬼でレトロなものに興味がある子供だったようです。そんな思い出がいっぱいある温泉が箱根なのです。

 さて、箱根温泉と一言で言っても箱根にはたくさんの温泉郷が並んでいます。それこそ箱根湯本から終点の強羅まで登山鉄道の各駅ごとに温泉がありますが、その中でも一番馴染みがあって幼い頃から現在まで通い詰めている温泉郷が「宮ノ下温泉」です。江戸時代から箱根七湯の一つとして知られた宮ノ下温泉は、今からおよそ130年前の明治11年に開業した「富士屋ホテル」の登場から、湯治場としての温泉町からリゾート地へと姿を変えていきました。ジョンレノン、オノヨーコ夫妻、チャールズ・チャップリン、ヘレンケラーなどの著名人を始め、明治から昭和にかけて多くの外国人観光客がこの小さな温泉町に集まりました。どことなく他の温泉郷と違う雰囲気を醸し出しているのは、古くから国際リゾートとして積み重ねられてきたその歴史によるものでしょう。

 僕はこの宮ノ下温泉の中でも二大ホテルと言われた「富士屋ホテル」と「奈良屋旅館」が大好きでした。中でも「奈良屋」は山路家の常宿として年に何度も泊まっていた宿で、大人になってからも何度となく足を運んでいたものです。創業は1700年代初頭と、富士屋ホテルよりも遥かに古い歴史を持ち、箱根を代表する老舗旅館でありましたが、2001年に惜しまれつつ、本当に惜しまれつつその営業を終えてしまいました。諸行無常とは分かっていても、その時の僕の中での衝撃はものすごく、今でも悔しさや寂しさが募ります。それほど僕にとっては思い出深く、大切な場所だったのです。現在その場所には新たな施設として会員制のリゾート施設などという下らぬモノを建設中ですが、以前の場所からちょっと離れたところで奈良屋の子孫の方が「奈良屋カフェ」という形で、その歴史と想いを継承されています。現在宿泊棟を建築中とのこと、いつの日か泊まれる日を楽しみにしています。

Fujiya03 さて、そんなこんなで大好きな箱根への小旅行にまた行って来ました。ランチはもちろん大好きな「富士屋ホテル」のメインダイニングである「The Fujiya」です。昭和5年に建てられた木造のダイニングルームは登録文化財に指定されていて、高い天井には高山植物が描かれ、欄間には彫刻が施されていて実に趣深い空間になっています。そして窓から見える箱根の山々と明治建築の本館がノスタルジックな世界へと誘います。鍛えられたスタッフによるスマートで適度な緊張感のあるホールのサービス。こちらのフレンチは実に繊細で、かつどことなく大胆なアプローチもあり、一皿一皿を実に楽しませてくれます。それはランチでも変わらぬパフォーマンスを魅せてくれます。中でもおすすめなのが、月替わりのランチコース「レ・プリミュール」(5,000円)。こちらのコースでは地産地消をテーマにしていて、農業をこよなく愛する地元の若い農家の人たちが集まって結成された「箱根ファーマーズ」による新鮮な野菜たちをふんだんに使用しています。今月のメインディッシュは「柔らかな牛舌のデュクセル風味 プリミュールと二色のソースで(写真)」。柔らかくとろけてしまいそうな牛舌の食感と深い味わい。ムースや様々なスタイルで楽しめる新鮮な野菜たち。大変満足が出来るお値打ちコースだと思います。

Fujiya01 もちろんフレンチのコースも絶品なのですが、やはり富士屋と言えば天下無敵の「ビーフカレー(写真)」(2,400円)も食べなければなりません。天皇家御用達でもあるこちらのホテルで明治時代から受け継がれている伝統のカレーは、かの昭和天皇が幼少の砌から大好物という逸品。僕も幼少の砌から大好物、砌ってほど偉そうなものでもありませんが、いずれにしても皇族から庶民までが愛する味というのはなかなかありそうでないものです。1時間以上かけてじっくりと炒められた玉葱の甘味に、林檎や野菜の甘味、そして自家製ココナッツミルクのコクある甘味。湧き水で作った伝統のコンソメを加えて4日は寝かせるというカレーのルーは、どこまでもまろやかで香り豊か。優しいいくつもの甘さがスパイスの香りを閉じ込めてご飯を包み込みます。小麦粉でとろみがついた食感を持つ、ご飯にかけてこそ美味しい正に洋食としてのカレーです。卓上にはチャツネや薬味などが置かれ、自分好みの味にすることが出来ます。

Fujiya02 しかしどうせここまで来て食べるのであれば、ここはちょっと奮発してぜひスープ、サラダ、シャーベット、珈琲が付くコース仕立ての「カレー伝説」(4,700円)を食べていただきたいです。何しろスープには富士屋伝統の「コンソメスープ(写真)」(1,000円)がつけられるのですから。庭園の湧き水で作ったというコンソメは、どこまでも澄み切った琥珀色で味わいも洗練の極み。このレストランで何度このコンソメを頂いたか分かりませんが、いつも同じ感動を与えてくれます。このスープが伝統のカレーへのブレリュードとなり、満を持しての真打ち登場となるわけです。スープはコンソメの他に季節のスープも選ぶことが出来ますが、迷うことなくコンソメを選びましょう。ちなみにギャルソンにどちらがおすすめかを尋ねてみると、迷うことなくコンソメを進めてくれます。それほどこちらでは自信がある一皿なのです。

 ちなみに富士屋ホテルには、もっとカジュアルに使えるグリルレストラン「Wisteria」があり、そちらでも同じカレーを楽しめますが、内容も値段も変わりませんのでぜひ重厚感あるメインダイニングでご堪能頂きたいと思います。ちなみに重厚感があると言ってもきついドレスコードもありませんし、家族連れでも気軽に利用が出来ます。またサービス料と消費税は含まれていますので額面よりも安価だということになります。ちなみに「活伊勢海老カレー」(9,000円)なんて高いヤツはメインダイニングでしか食べられません。なお、ここは昼夜を問わず人気のレストランですので、事前に予約しておくことをおすすめします。予め顧客登録をしておくと宿泊や食事をインターネットで簡単に予約が出来るので便利です。

 箱根の山の中に建つ130年の伝統を持つホテルで長年受け継がれてきたビーフカレー。カレー好きならずとも必食のカレーと言える名作です。そしてその一皿をメインダイニング「The Fujiya」という素晴らしい空間で味わえる幸せ。僕にとって想い出が詰まったこの場所で食事をする時間というのは、何にも代え難い実に大切な至福の一時なのです。ぜひ皆さんも機会があればお立ち寄りください。

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Fujiyaフレンチ:The Fujiya
神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359
0460-82-2291
朝食7:30〜9:30
昼食12:00〜14:00(土日祝は〜14:30)
夕食17:45〜,20:00〜(予約制)
無休

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