Premier3@ソニーエリクソン
携帯電話歴はなかなか長いものがあります。初めて手にしたのは大学生の時ですから20年程前の話です。父親がIDOからドコモに変えるという話になって、その機種を譲り受けたのが最初です。もちろん月々の支払いは自分持ち。今から思えば随分と高い料金を払っていたように思いますが、新しいもの好きの僕としてはこんな便利なものがあるものかと思い、頑張って料金を払っていたように思います。当然その当時は学生はもちろん社会人でも持っている人間の方が少なかったわけですが、今では小学生はおろか犬のお父さんまでもが持っている始末です。その時代の流れの早さに驚かされます。
そして携帯端末自体の進化のスピードにも驚きです。僕が最初に持ったIDOの携帯電話機は、家の電話の子機くらいはあろうかという大きな電話でした。もちろんメールなどとんでもなく、電話を受けるかかけるしか出来ません。それが今ではメール、インターネットが出来て音楽も聴けてテレビも観られるという。今や携帯電話は電話というツールを越えて、ボーダレスなアイテムになっているように思います。新しいもの好きの僕としては、これまでも機種が出る度に新しい機種に乗り換えてきました。
自分自身、決して保守的な性格というわけでもないですし、もうちょっと色んな会社の使ってもいいと思うのですが、気がつけばこの十年ほどずっとSONY(現Sony Ericsson)の携帯を使っています。多分に慣れていて使い勝手が分かっているので、機種変更する度に操作を学習し直す必要がない、ということが大きいと思うのですが。そんなわけでここのところずっとソニエリ端末を使用しています。これまでは2年程、いまだ名機として名高い「W44S」という日本初のワンセグ機にして 日本初のデュアルオープン機を愛用しておりました。新しいもの好きの僕としては日本初という言葉に弱いのです。
しかしそのW44S以来使いやすいソニエリ端末が出ておらず、新しいもの好きですぐ機種変する僕にしては珍しく、なんだかんだで2年くらい買い替えず静観の構えでおりました。しかし先週の金曜に一斉発売となった春の新モデルで、デュアルオープンスタイルなど長年使い慣れたW44Sの操作性を引き継いでいる新端末が出て来ましたのでようやくチェンジしました。それがソニーエリクソンの最新機種「Premier3」です。これでプレミアキューブと読むそうです。三乗、ということですね。後から調べてみたら本当にW44Sの後継機種でした。やはり操作性が同じなので使いやすくて便利です。しかもようやくBluetooth対応になりましたので、ますます快適になりました。
今回の端末はウォークマンケータイならぬ「Walkman Phone」という、諸外国と共通の呼び名にした最初の機種となります。AV関係が充実しているというのがウリになっているようですが、日々の移動の大半が車を使う僕としてはヘッドフォンで音楽を聴くことがほとんどない上、稀に電車で移動する時にはiPhoneのiPod機能を使っていますので、残念ながらWalkman機能は宝の持ち腐れのようです。
しかしたまにやるウォーキングの時に便利なのが、GPSを使って移動距離と時間や速度、カロリー計算をしてくれる「Smart Sports」機能です。このカロリー計算や距離測定機能があることで、目的意識を持って歩くようになりました。人間とは実に単純なものです。歩いたコースを地図上で記録もしてくれるので、適当に歩いた後に見返すのもなかなか楽しいです。そしてその時にWalkman機能も使えばいいわけですね。
そもそも電話なのですから話が出来ればいいようなものですが、やはり色々と便利な機能がついていると嬉しいものです。きっとこれからも通話とは関係のない機能に魅せられて、また新しい端末を買い求めるのでしょう。特に新しいもの好きの僕としては。
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