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Wednesday, 21 January 2009

つけめん玉@浜川崎

Gyokum年の夏にオープンしたばかりの新店「玉」ですが、オープン早々にラーメンフリークなどの支持を集め雑誌などにも掲載されあっと言う間に人気店となりました。場所はまず鉄道マニアしか知らないであろう「浜川崎」というマニアックな無人駅が最寄りになりますが、ただでさえ電車の便が悪い上にそこからも結構歩きますので、一般的には川崎からバスに乗るか、あるいは車を使うかが正しい選択でしょう。いずれにせよ、正直便の良い場所とは言えない場所にあります。

 しかし、そんな場所にも関わらずこちらのお店は開店前から行列が出来るほどの人気振りなのです。この日は少々出遅れて12時近くになっていましたが、行列はおよそ10名ほど。客席が10席なのでちょうど一回転、待ち時間にすると20分程度という目算でしょうか。僕が並んだ後さらに列は伸び、気がつけば20名以上になっていました。時折お店の方が外へ出て来て、行列に並んでいるうちに券売機で食券を求めるよう案内されます。これは事前にオーダーを通しておくことでスムーズに商品を提供出来、その結果お客さんが席に通されてから待つ時間が短縮され、さらには回転が良くなるというメリットのみならず、列に並んでいて待ち切れずに戦線離脱する客を防ぐ意味合いも込められている、行列店には非常に有効な作戦です。

 店名の「玉」というのがなかなかユニークです。看板に描かれたデザインからは「玉葱」を連想させますが、ご主人のお名前が玉川さんということでどうやらそこからの命名のようです。提灯にも「玉」の字が書かれていて覚えやすくインパクトのある店名だと思います。ちなみに「たま」ではなく「ぎょく」と読ませます。店名にも掲げられているように「つけめん(写真)」(750円)が看板メニューになります。基本の「つけめん」以外にも「辛いつけめん」や「インドのつけめん」などがあります。その他は「中華そば」のバリエーションとなります。

 カウンターに通されて数分でつけダレが先に、後から麺が到着しました。かなり太い麺ですから茹で時間も10分近くかかるでしょう。これがオーダー先通しの効果ですね。つけダレは見るからに濃厚な豚骨魚介系ですが、相当な粘度と濃度を持っていてどろっという形容が正しいように感じます。ソースと言ったら言い過ぎでしょうが、それに近いイメージを持ったつけダレです。しかし、つけダレは器の半分程度かそれ以下のラインとかなり少なめで、雑誌などの商品写真と較べるとかなり少なく感じます。決して足りないという量ではありませんが、これはちょっと少な過ぎるのではないでしょうか。つけダレは豚骨、鶏ガラベースでそこに鰹節や煮干しが加わっているようです。粘度と濃度があるわりにあまりしつこさを感じさせないのは、動物系のとろみだけではなく野菜なども使われているからではないかと思います。油分に頼っていない粘度の出し方なので、しつこさを感じることなく味わえます。魚粉のざらつきも残りますがそれほど違和感は感じません。化学調味料は不使用とのことでした。僕は無化調信者ではありませんが、使う必要がないなら使わなければ良いと思いますし、そういう意味ではこの味の構成では無くても十分成立すると思いました

 麺は平打気味のどっしりとした極太麺で、この質感はどこかで食べたことがあるなと思い出しながら食べていましたが、おそらく「三河屋製麺」の麺ではないでしょうか。適度なよじれが麺についていて、濃厚なつけダレと面白いくらいに絡みます。基本の麺の量で200gということですがスルスルとすぐなくなってしまいます。ちなみに中盛300gは無料で増量が可能です。麺をつけダレにくぐらせて、などという表現ではなく、麺をつけダレと絡めて和えて食べる、というような感じでしょうか。そんなわけでかなりしっかりと絡んで拾ってきますので、当然のことながらつけダレはすぐになくなります。何度も言いますが、決して足りないという量ではありませんが、もうちょっと入っていても罰は当たらない気がします。

 なかなか効果的だったのが卓上にあった薬味類。まず魚粉と共に刻み玉葱が置いてあるのは、刻み玉葱好きの僕にとっては大変ポイントが高いです。つけ麺の人気店「やすべえ」チックと言えばそうですが、濃厚なつけダレに刻み玉葱が実に合っていますし、店名の「玉」とも微妙にリンクしてなかなかいい感じです。また面白いのは「魚群」という醤油ダレ。かなり濃厚に魚出汁を詰めた醤油ダレが置いてあり、これは正直つけ麺よりもラーメンに効果的な気がしますが、つけダレに合わせてもつけダレが濃厚なので負けることはありませんでした。スープ割りをしたら野菜の甘さが引き出されてきました。

 確かにここ数年非常に多く目にするタイプのつけ麺ではあるのですが、濃厚豚骨魚介のつけダレに極太麺という今流行のパッケージを、この店なりに解釈して完成させた新しい味わいのつけ麺という印象を受けます。スピーディーなオペレーションもさることながら、店主のにこやかな接客も非常に好感が持てます。こういう部分でストレスのないお店はまず流行りますよね。新店らしい初々しさと新店らしからぬ安定感を兼ね備えた店、という印象でした。

Gyoku■ラーメン:つけめん玉
神奈川県川崎市川崎区追分町6-12
044-366-3155
平日 11:00~15:00,17:00~20:00
土祝 11:00~売り切れ次第で終了
日曜定休

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