無料ブログはココログ

Main | 亀戸餃子@亀戸 »

Thursday, 01 January 2009

僕が僕で在る為に

1040527897_152日の計は朝にあり
一年の計は元旦にあり 
十年の計は樹を植えるにあり 
百年の計は子を教えるにあり

 というわけで今年も元旦を迎えたわけですが、宵っ張りの僕はどうしてもこの朝ってのが弱いのですね。例年通り「紅白歌合戦」「ゆく年くる年」を経て「さだまさし」を観てしまった僕としては、この元日も起きたのは昼過ぎ。元旦を通り過ぎて一年の計を立てられずに今年も新年を迎えてしまいました。ちなみに元旦というのは1月1日の朝のことで、元日というのは1月1日のことなのです。ご存知でしたでしょうか。

 というわけで、あらためまして、新年明けましておめでとうございます。ご無沙汰しております。山路力也です。どうぞ本年も宜しくお願い致します。

 元日を迎えるにあたってそんな宵っ張りの朝寝坊な僕でも、一年の計は元日にあり、と勝手に解釈して長らく手を付けないでいたブログを復活させようと思いました。数年前にブログの更新を休止して以来、ありがたいことに多くの読者の皆さんから、ブログを復活させて下さいとの熱いご声援を頂いておりました。また久しく会わなくなった友人や知人などからもブログがあれば近況が分かるのに、などと言われたりもしておりました。そのうち、そのうちネなどとのらりくらりと言いながら、気がつけば数年間が経っていたわけですが、決して放置していたわけではなく書いては消し、書いては消しなんてことを繰り返しつつ今日に至ったわけです。しかしここで覚悟を決めたと言いますか、この新年に、この元日にそろそろ本格的に復活させてみようかと思い立ったのでありました。

 と言いますのも、ブログを休んでいた数年のうちに、なんだか猫も杓子もブログブログという状態になり、ブログを書く人は「ブロガー」なんて呼ばれたりしている状況になりました。そしてブログをやっていなければネットユーザじゃないくらいの扱いを受ける有様。それに引き換えブログをやっている方たちはブロガーと呼ばれてちやほやされています。いいなぁ、ブロガー。僕もブロガーと呼ばれたい。そんな不遜な思いから再び重い腰を上げてブログに取りかかろうと思った次第です。

 さて、そんな重い腰を上げて始めるこのブログ、一体どんなブログになるのでしょうか。これまでは千葉のラーメン情報をアップしていた「千葉拉麺ブログ」というラーメンに関するブログと、身内向けに駄文をだらだらと書き連ねていた「ヤマジブログ」という二つのブログをやっていたのですが、正直二つのブログを管理しながらホームページも更新しなければならないのはとてもきついのですね。そこで今回を期に放置していた二つのブログを統合し、「ヤマジブログ」があった場所に集約して一つのブログに専念しようと思います。

 あらためて始めるこのブログは「美味とはずがたり〜フードジャーナリスト山路力也ブログ」と題し、基本的にはラーメンにこだわることなく、食べ物を中心に据えた話題をご提供して行ければと考えております。僕が食べに行ったお店のインプレッションを書き記したり、あるいは僕が好きで通っている取って置きのお店をご紹介したり。もちろん日々ウォッチしている千葉のラーメンについてもご紹介したいと思っていますし、また食べ物のみならず趣味や音楽の話など、それなりに皆で共有出来るような情報も書き連ねていければとも考えております。基本的なこのブログの編集方針につきましてはこちらのページの所信表明をご覧頂くと、何となくニュアンスが伝わるのではないかと思っております。

 僕が日々拝見している諸先輩や、友人、仲間、知人のブログは、どのブログも大変有意義なコンテンツを有しているブログばかりです。それはラーメンであったり食べ物であったりの情報を配信しているからで、単なる日記や独り言の類いではないからなのですね。新しいお店の情報や、食べたインプレッションであったり、様々な情報をいただいて大変勉強になるブログばかりです。僕もせっかくブログをやるならば、諸先輩のブログに負けないような、読んだ方に何かしらの有意義な情報を提供出来るようなブログにして行きたいと考えております。ただの日記ではなく、情報発信の場にして行きたいのです。

 と言いますのも、これは以前のブログにも書いたことなのですが、常々僕はブログというものは日記用のツールではないと思っているのです。通常のサイト構築よりも遙かに簡易で高性能なコンテンツ構築能力もさることながら、使い方によってはデータベース的にも活用出来る高い配信能力。情報発信ツールとしてのアドバンテージは半端ではないと思っているのです。だからこそおいそれとは扱えないツールであるとも感じていますし、今の世の大半のブログ=日記という考え方は少々捉え方としては浅く、勿体ないようにも感じているのです。

 確かに日記はその人が日々思ったことを書き綴るのですから、広義的にはブログに類似しているとは思いますし、どう使おうとそれは人の勝手でしょう。しかしその未知のパフォーマンスを考えると、ブログには日記として使うには余る程の可能性があると思うんですね。極論を言えば、上手に使って作り上げていけば現状の千葉拉麺通信のようやウェブサイトすら不要になる。そう考えるとその可能性を最大限引き出せないまでも、最低でもブログはそれを綴る人の持っている情報や知恵、あるいは共有すべき体験が発信され、読んだ人にとってもメリットがあるコンテンツであるべきだと思います。ブログは自身の心の思いを吐き出す場ではなく、読み手に対して情報を発信するチャンネルであるべきだと思っているのです。

 そもそも本来、日記というものは個人に重きを置いた非常にクローズで、かつ内向性の高いものであるはずで、それを「公開」するということは基本的には間違い、恥ずべき事ではないかと思っています。今日こんなことがあった、今日こんなことを思った。それにある程度のフィルターがかかっていればまだいいのですが、赤裸々に心の内を語っている日記を公開することがあるならば、それは自慰行為を公開していることに等しいのではないかと。インターネットの普及曲線と女子高生のスカートの短さ曲線は同じカーブを描いていると信じて疑わないわけですが、いつから日記とパンツは人に見せるものになってしまったのでしょう。鍵付きの日記帳なんてものは過去の遺物なのでしょうか。僕は決してそうは思わないのです。

 僕がインターネットを始めた時に比べ、現代は遥かにインターネットが僕らにとって身近な存在になりました。今や携帯電話を使って小学生でもブログなどで情報発信が出来る時代です。それはそれで大変便利なことではあると思うのですが、これは自戒の意味も込めて書きますが、その一方で文字によるコミュニケーション能力の薄い人間であったり、ボキャブラリーが足りない人間であったり、簡単に言えば推敲もしなければ読み返すこともなく、ただ思うがままに殴り書きのように日記や文章を投稿しているケースが散見されるのです。言葉を知らないがために自分で正しい漢字変換が出来ずに誤字脱字が多くなり、てにをはも適切に使えない、内容以前に形として成立していない文章も多いのです。情報の送り手としての自覚に欠ける文章とでも言えばいいのでしょうか。まったくもって読み手に対しての配慮に欠ける文章の数々が、そこかしこに置かれています。

 それがアングラ系の匿名掲示板のような場所ならまだしも、最近ではSNSの普及によりごくごく一般的な場所でそういう文章を書いている人を見かけるようになりました。SNSの友人までの公開制限というのはある意味便利なツールだと思いますが、その自由さが結果として人に読み手のことを意識して書くという能力を奪ったのではないか、そんな風に思っているのです。中学生や高校生など、学生たちがSNSを通じてコミュニケーションを取っていますが、世界中の人たちに情報発信が出来るのがインターネットの良さであると思うのですが、敢えてその方向性とは逆をいくように実に狭い世界で仲間内でしか分からないコミュニケーションをしているというのは、実に不幸なことではないかと思うのです。もしかしたらものすごいコミュニケーション能力を磨く場になるかも知れないのに、その可能性に蓋をしてしまっているのが昨今のネット社会であったり、SNSという場なのではないかと。

 かく言う僕自身も、今現在もSNSで何も考えずに携帯でパパパッと駄文と写真をアップして友人たちとのコミュニケーションを楽しんでいます。もちろんそれはそれで楽しいことではありますし、まるで大喜利のように短文で反射神経を問われながら反応していく行為もなかなか遊びとしては面白い。しかしそれだけでは駄目なのではないかと日々感じているのですね。特に文章を書くことを生業としている者としては。そこで拙い文章ではあったとしても、やはり読み手のことを考えながら、文字を書き連ねていく鍛錬の場というものをやはり構築しておくべきではなかろうかと。勢いだけではなく、もう少し読者を意識した文章を書くということを念頭に置いたブログを再開させようと、そんな風に思ったわけです。

 僕の過去のブログの読者の方はすでにご存知かと思いますし、事実このエントリーを見ていただいてもお分かりかと思いますが、基本的に僕のブログにおける文章は比較的長文ではないかと思います。その上、世のブログのように妙な改行や空白を入れたりせず、基本的にはひたすら棒打ちですので文字が詰まっているように感じるかも知れませんが、どうぞそこはご容赦下さいませ。よく僕の書いた本や雑誌の文章であったり、サイトやブログの記事などを読まれた方に、あれだけの長い文章を書くのは面倒でしょうと言われることがあるのですが、それはむしろ逆であって上手にまとめる技術がないから文章が長いとも言えるのです。むしろ短いセンテンスでスパッと物事の本質を捉えた文章を書く方が技術が要りますし難しいと思います。

 今回のブログに関しても基本的には長い文章が多くなるのではないかと思います。そして、基本的には記事のタイムスタンプと内容は一致させようとは思いますが、純然たる行動記録や日記ではありませんし、一日一エントリーというつもりでいますので、エントリー内容がその日のこととは限りませんのでご予めご了承ください。また時には過去の二つのブログに掲載した記事やSNSにアップした文章などを加筆修正して転載したりなども考えております。いずれにしても相変わらず内容や表現能力が拙いのは自覚しつつも、量だけでなく質も伴うような文章になるよう留意しながら、しっかりとボリュームのある文章を書いていこうと思っております。

 などと偉そうに能書きを垂れながら、三日坊主で終わってしまっては洒落にもなりませんので、当面の間は復活させたことはどこにも知らせずに、こっそりとここで一人文字を書き連ねていくことにします。正式公開するのは桜の花が咲く頃までには、と思っております。

 なお、コメントやトラックバックは喜んで受け付けておりますし、有意義かつ建設的なコメントをつけていただくことを心より歓迎致しますが、無論議論にならぬであろう異論反論や誹謗中傷に関しては、わざわざこの場に書き込まれる必要はありませんし、メールも送られなくて結構です。時々インターネットという場所では、何が癪に障ったのかは分かりませんが、見ず知らずの人に対して喧嘩を吹っ掛けている光景を見かけます。意見の交換や議論は僕も大好きですが、議論と喧嘩を履き違えていらっしゃる方だと話が噛み合わないことが多々あるのです。ですのでこの場において僕の意見が気に入らなければ、その崇高な正義感を振りかざすことなく、どうぞ無視して頂けたらと思います。こんなつまらぬ場所で僕のような小兵に噛み付くよりも、もっと皆さんには守るべき大切な場所が、命を賭して戦う場所があるはずですので。しかしながら事実誤認や情報の間違いなど記述に明らかな間違いがある場合には、どうぞ秘かに優しくご教授頂ければ幸いです。また色々と足りない部分をコメントなどでフォローしていただけると大変ありがたく思います。いずれにしましても、たかが一個人が戯れ言を書き連ねているブログです。どうぞ皆さんの精神衛生上、負担にならぬ範囲でおつきあい下さいませ。

 さて、そんなわけで今年の元日。毎年元日は「千葉神社」に初詣に向かいます。ご存知の通り我が国は元々八百万の神が宿る神の国でしたが、仏教が伝来して普及するにつれて仏を「蕃神」として、後にはいわゆる神仏習合の流れが出来ました。こちらも元々は妙見菩薩を本尊とする真言宗の寺院だったのですが、明治時代に新政府から出された神仏分離令によって神社になりました。現在は妙見菩薩と同一であるとされる天之御中主神が祭神となり、妙見宮として知られています。僕が住んでいる場所の氏神なのかどうかは分かりませんが、地元で一番大きな神社で、かつ毎年行くのを常としているのでそれを変えずに来ています。今年も大勢の方が列を成していました。人それぞれ願いは様々かと思いますが、誰もが幸せになれる一年でありますように。そして僕は本厄ですので、皆さんにご迷惑をかけることなく、平穏無事に一年が過ごせますように。

 僕が僕で在る為に。自分自身のレゾンデートルを確認する場として、日々是更新、一日一つの文章を目標に、再び拙い駄文を日々書き連ねる試みを始めて参ります。誰に問われた訳でもなくぽつりぽつりと自分の想いを記す場です。どうぞまたお付き合いの程をよろしくお願いいたします。

671873870_140

■神社:千葉神社
千葉県千葉市中央区院内1-16-1
043-224-2211

Main | 亀戸餃子@亀戸 »

独り言」カテゴリの記事

Comments

I absolutely love your blog and find nearly all of your post's to be exactly I'm looking for. Would you offer guest writers to write content for yourself? I wouldn't mind writing a post or elaborating on a few of the subjects you write with regards to here. Again, awesome web log!

Post a comment

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/56002/43721800

Listed below are links to weblogs that reference 僕が僕で在る為に:

Main | 亀戸餃子@亀戸 »

Recent Trackbacks

April 2017
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30